冷房修理
2007年 08月 17日
とはいえ故障には変わりないのですが、とりあえず運転手に異常を伝えると言う事なんですね、これは冷房の操作パネルに異常ランプがあり何らかの故障があるとランプを点灯させて知らせます、本来は冷房機器の保護の為なんです酷く壊れる前に止めてしまえという事なんですが一番重要なのは運転手に知らせると言う事なんですよね、私達整備にとっては「どういう時に異常ランプが点灯した」と言う事が重要なんですね、点灯した状況により「応急で走れる」「完全な故障だから帰社してください」という判断が出来るんですね、故障の箇所も点灯した状況で大体わかりますので修理も取りかかりやすいんですね。
大体異常ランプが点くと言うのは冷媒の高圧異常が多いんですよガス圧が上がりすぎて冷房を止めるんですね、これらは冷房ガスの入れすぎやコンデンサーの汚れやコンデンサモーターが回らないなどがあります、ガスの入れすぎはあまりないですがコンデンサー関係は多いですね、もし一番暑い時やコンデンサーの前に障害物があった(コンデンサーは横にありますので隣にバスがいたとか)という状況で異常ランプが点いたのであればコンデンサーを冷やせば異常ランプは点かなくなります、とりあえずの運行は出来るんですね、こういう判断は重要なんですよ。
こういう事は乗用車にも言える事で「急にクーラーが効かなくなった」と言う事があればとりあえずコンデンサー(普通はラジエターの前後にあります)に水をかけてみてください、とりあえず冷えますよ。